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リングイスト (外国語に堪能な人). 個人的体験に基づく外国語習得のためのガイドブック., 34. リングイストの姿勢について. まずコミュニケ―ションを

当たり前 と 思わ れる かも しれ ない が 、 外国 語 に 堪能 な 人 に なる に は 他 の 言葉 で コミュニケーション を し たい と いう 「 欲求 」 が なけ れ ば なら ない 。 ある 外国 語 の 習得 に 成功 する 人 は 次 の よう な 目標 を 心 に 抱 い て いる 人 だ ― 単に 新しい 言葉 を 習う と いう こと で なく 、 違う 人々 や 文化 を 知り たい 。 新しい 文化 や 人々 に 関わり たい と いう 動機 を 持 っ た 時 だけ 私 は 外国 語 に 堪能 に なる 道 を 進 ん で いっ た 。

外国 語 学習 者 の すべて が 学 ん で いる 言語 を 使い たい と いう 動機 が あっ て やっ て いる わけ で は ない 。 40 年 前 の ある 日 、 パリ の 農業 研究 所 の 外国 語 教室 を 担当 し て い た 時 の 出来事 を はっきり 覚え て いる 。 一 人 の 生徒 が 突然 唸り 声 を 上げ た 。 「 くそ ! 10 年 も 英語 を 勉強 し て いる のに 一 つ も わから ない ! 」 そう 言う と 彼 は ヘッド フォン を 放 り 投げ 床 を 踏み鳴らし て 部屋 を 出 て いっ た 。 彼 の 姿 は 今 でも 目 に 浮かぶ 。

彼 の 挫折 感 に は 同情 できる 。 彼 は 、 何 年 も の 間 型 に は まっ た 外国 語 教室 の 教授 法 、 暗記 、 反復 練習 、 質問 に 答える こと 、 テスト の ため の 勉強 、 に 苦しみ 、 それ でも なお 流暢 に なれ なか っ た すべて の 挫折 し た 外国 語 学習 者 を 代弁 し て いる 。 彼 は 自分 に とって 意味 の ない 言葉 を 覚えよ う と する こと に うんざり し て い た の だ 。 学 ん で いる 内容 など どう で も よか っ た の で ある 。 英語 で 人 と コミュニケーション を し たい など と 思 っ て も い なか っ た の だ から 。 すべて の 過程 が 彼 に は 無 意味 だっ た の で ある 。

リングイスト は 新しい 言語 を 流暢 に 話せる よう に なる に は 教室 に 通 っ たり 教科 書 を 勉強 し たり する のみ に 留まら ない 熱心 な 態度 が 必要 だ と いう こと を 知 っ て いる 。 リングイスト は 現実 の 世界 の 中 で 新しい 言葉 に 直面 する あらゆる 機会 を 掴 える こと に よって 新しい 文化 に 関わ ろ う と 手 を 伸ばし て いく 。 新しい 言語 で コミュニケーション を し たい と いう 動機 が ない と 、 学習 者 は その 言葉 の 技術 的 な 細かい 事柄 と 挌闘 する だけ に なり 、 あまりに も 簡単 に その 言葉 を 忘れ て しまう の だ 。

私 は 学校 で ラテン 語 を 習 っ た 時 に 自分 が どんな だっ た か を 覚え て いる 。 みんな は 誰 が ラテン 語 の 名詞 の 変化 を 一 番 早く 口 に 出せる か 競い合 っ た 。 私 は 2,3 秒 で “ bellum ”( 戦争 ) の 単数 形 と 複数 形 が 言え た 。 でも その 音 は 文字通り 英語 の “ blur ”― ぼんやり ― と しか 聞え なか っ た 。 ラテン 語 を 話し たい と 思 っ た こと は 一 度 も なか っ た 。 ただ テスト に 受かり たい だけ だっ た 。 高校 の フランス 語 も 同じ よう な もの だっ た 。 もう 長い こと ラテン 語 は 忘れ た まま で 、 フランス 語 は 高校 を 卒業 する まで ちゃんと 話せ なか っ た 。

言葉 は コミュニケーション の ため に ある もの で 、 細かい 文法 や 、 単語 表 や 、 テスト や 、 練習 の ため に ある の で は ない 。 本 章 の はじめ に 引用 し た 文 の 中 で 、 荘 子 は 言葉 そのもの が 人工 的 に 作ら れ た もの だ と 言 っ て いる 。 言葉 の 本質 は 心 と 心 で 意味 を 伝え 合う こと で あり 、 それ が 外国 語 の 学習 の 本質 で ある 。 それ 以外 の こと は みな 人工 的 な こと な の だ 。 魚 の 罠 は 魚 を 捕える 時 に だけ 役 に 立つ もの で あり 、 言葉 は コミュニケーション が 必要 な 時 に だけ 役立つ もの な の で ある 。 学習 者 は まず コミュニケーション を 「 欲 する 」 こと から 始め なけ れ ば なら ない 。

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当たり前 と 思わ れる かも しれ ない が 、 外国 語 に 堪能 な 人 に なる に は 他 の 言葉 で コミュニケーション を し たい という 「 欲求 」 が なけれ ば なら ない 。 ある 外国 語 の 習得 に 成功 する 人 は 次 の よう な 目標 を 心 に 抱い て いる 人 だ ― 単に 新しい 言葉 を 習う という こと で なく 、 違う 人々 や 文化 を 知り たい 。 新しい 文化 や 人々 に 関わり たい という 動機 を 持っ た 時 だけ 私 は 外国 語 に 堪能 に なる 道 を 進ん で いっ た 。

 

外国 語 学習 者 の すべて が 学ん で いる 言語 を 使い たい という 動機 が あっ て やっ て いる わけ で は ない 。40 年 前 の ある 日 、 パリ の 農業 研究所 の 外国 語 教室 を 担当 し て い た 時 の 出来事 を はっきり 覚え て いる 。 一 人 の 生徒 が 突然 唸り 声 を 上げ た 。「 くそ !10 年 も 英語 を 勉強 し て いる のに 一つ も わから ない !」 そう 言う と 彼 は ヘッド フォン を 放り 投げ 床 を 踏み鳴らし て 部屋 を 出 て いっ た 。 彼 の 姿 は 今 でも 目 に 浮かぶ 。

 

彼 の 挫折 感 に は 同情 できる 。 彼 は 、 何 年 も の 間 型 に はまっ た 外国 語 教室 の 教授 法 、 暗記 、 反復 練習 、 質問 に 答える こと 、 テスト の ため の 勉強 、 に 苦しみ 、 それでも なお 流暢 に なれ なかっ た すべて の 挫折 し た 外国 語 学習 者 を 代弁 し て いる 。 彼 は 自分 にとって 意味 の ない 言葉 を 覚えよ う と する こと に うんざり し て い た の だ 。 学ん で いる 内容 など どう で も よかっ た の で ある 。 英語 で 人 と コミュニケーション を し たい など と 思っ て も い なかっ た の だ から 。 すべて の 過程 が 彼 に は 無意味 だっ た の で ある 。

 

リングイスト は 新しい 言語 を 流暢 に 話せる よう に なる に は 教室 に 通っ たり 教科書 を 勉強 し たり する のみ に 留まら ない 熱心 な 態度 が 必要 だ という こと を 知っ て いる 。 リングイスト は 現実 の 世界 の 中 で 新しい 言葉 に 直面 する あらゆる 機会 を 掴 える こと によって 新しい 文化 に 関わろ う と 手 を 伸ばし て いく 。 新しい 言語 で コミュニケーション を し たい という 動機 が ない と 、 学習 者 は その 言葉 の 技術 的 な 細かい 事柄 と 挌闘 する だけ に なり 、 あまりに も 簡単 に その 言葉 を 忘れ て しまう の だ 。

 

私 は 学校 で ラテン語 を 習っ た 時 に 自分 が どんな だっ た か を 覚え て いる 。 みんな は 誰 が ラテン語 の 名詞 の 変化 を 一番 早く 口 に 出せる か 競い合っ た 。 私 は 2,3 秒 で “ bellum ”( 戦争 ) の 単数 形 と 複数 形 が 言え た 。 でも その 音 は 文字通り 英語 の “ blur ”― ぼんやり ― と しか 聞え なかっ た 。 ラテン語 を 話し たい と 思っ た こと は 一 度 も なかっ た 。 ただ テスト に 受かり たい だけ だっ た 。 高校 の フランス語 も 同じ よう な もの だっ た 。 もう 長い こと ラテン語 は 忘れ た まま で 、 フランス語 は 高校 を 卒業 する まで ちゃんと 話せ なかっ た 。

 

言葉 は コミュニケーション の ため に ある もの で 、 細かい 文法 や 、 単語 表 や 、 テスト や 、 練習 の ため に ある の で は ない 。 本章 の はじめ に 引用 し た 文 の 中 で 、 荘 子 は 言葉 そのもの が 人工 的 に 作ら れ た もの だ と 言っ て いる 。 言葉 の 本質 は 心 と 心 で 意味 を 伝え 合う こと で あり 、 それ が 外国 語 の 学習 の 本質 で ある 。 それ 以外 の こと は みな 人工 的 な こと な の だ 。 魚 の 罠 は 魚 を 捕える 時 に だけ 役に立つ もの で あり 、 言葉 は コミュニケーション が 必要 な 時 に だけ 役立つ もの な の で ある 。 学習 者 は まず コミュニケーション を 「 欲 する 」 こと から 始め なけれ ば なら ない 。