いや ー 、 毎日 毎日 雨 ばっかり で 、 もう 本当に 、 うっとうしい 天気 が 続き ます が 、 Ken ' s radio show はじまり はじまり ー ! Ken ' s radio show 、 一 回 か 二 回 で 終わる か な 、 と 思 っ て た ん で けど 、 何と しつこく 、 もう 今日 は 六 回 目 に な っ て しまい まし た 。 いつ まで 続く ん でしょ う ね 、 いったい ね 。 まあ 、 僕 に も わかり ませ ん が 。 しばらく は まだ 続ける か な 。 でも 、 突然 休む かも しれ ませ ん 。 と いう 、 適当 な 感じ で 、 ゆる ー く 進め て 行き たい と 思い ます 。
さて 今回 の Ken ' s Radio Show は 新しい 企画 。 インタビュー ( interview ) を し まし た 。 題し て 「 日本 語 が 危ない 」。 この インタビュー は 、 ちょっと 長い ん です ね 。 長い んで 、 何 回 か に 区 切 っ て お 送り し たい と 思い ます 。 今日 は その 第 一 回 。 で は 、 どうぞ !
今日 は 、 朗読 の 林 先生 の お 宅 に お 邪魔 し て ます 。 ちょっと 、 林 先生 と お 話 を し たい と 、 思う ん です が 、 僕 が 最初 に ここ 伺 っ た とき に 、 林 先生 と お 話 し た とき に 、 いちばん 最初 に 言 っ て いただ い た の が ね 、 日本 語 が ね 、 もともと きれい な 日本 語 の はず な のに 、 随分 最近 崩れ て し まっ て 、 それ に 危惧 の 念 を 抱 い てる と 、 おっしゃ っ た ん です けど 、 その こと を 、 ちょっと お 聞き し たい と 思う ん です けど 。
そう です ね 、 今 テレビ と か 、 なん か でも 、 本当に あの 、 今 若い 人 が 使 っ てる 日本 語 と いう の が 、 全部 省略 さ れ て たり 、 なんか 感覚 的 に 面白い 言葉 、 って いう の を 使 っ てる でしょ ?
もう どんどん 変わ っ て 行く から 、 ついて いけ ない です 。
ある 人 が 、 自分 の 娘 が 昨日 言 っ て た こと と 、 今日 言 っ て た こと と 、 ぜんぜん 言葉 が 変わ っ て いく ので 、 ほんとう に もう 分から ない 、 と いう ふう な こと も ね 、 お 母さん が ね 、 中学生 の お嬢さん を 持 っ て て 、 と いう 話 を し てる ん です けど 。 で 、 そういう 人 たち が 、 今度 大人 に な っ た とき に ね 、 これ は ちょっと 大変 じゃあ ない か な っ て 、 私 は 思う 訳 。 で 、 改ま っ た ところ で 、 きっちり し た 話 を ちゃんと しよ う と 思 っ た とき に 、 そういう 話 が なかなか 出来 ない です ね 。 きっと ね 。 で 、 そういう の が 、 ど っか で 、 きちっと しゃべれる 訓練 み たい な 事 が ね 、 さ れ て い なけ れ ば 、 たぶん 社会 出 て たら 、 大変 みんな 困 っ てる ん じゃ ない か と 。
両方 喋れ たら いい です よ ね 。
そう な ん です 。
自分 たち の 仲間 と の しゃべり と 、 ちゃんと し た ところ で の しゃべり と ね 。
だから それ に は 、 両方 使い分け が でき れ ば いい 。 だから 、 私 は 、 方言 の 問題 も あり ます よ ね 。 方言 も ね 、 素晴らしい と 思う し 、 それ も ある けれど 、 その 共通 語 も しゃべれる 、 両方 しゃべれる 事 が でき たら ね 、 ものすごい 武器 だ と 思い ます ね 。
そう です ね 。
で やっぱり 、 外国 の 方 なんか と 話 を する とき 、 日本 語 で 話 を する とき に 、 あの 、 やはり 、 すごい 関西 弁 で 喋 っ ちゃ う と 、 多分 勉強 し てる 方 に は 通じ ない でしょ う し ね 。 です から 、 そういう 時 に は 、 ちゃんと し た 話し 方 を し て 、 会話 が でき れ ば ね 。 そう する と 、 もっと コミュニケーション が うまく 行く ん じゃあ ない か と か ね 。 そういう 風 な 気持ち です ね 。
やっぱり 、 日本 人 と して 、 その 、 標準 語 を しゃべる 事 は 重要 です よ ね 。
そう 思い ます ね 。
もちろん 方言 って いう の は 、 大事 だ と 思う し 、 継承 し て 行く って いう か 、 守 っ て いか なけ れ ば いけ ない と 思う けど 。 そう です よ ね 。 でも 、 まず 、 その 、 学校 の 先生 が ね 、 結構 あの 、 ちゃんと こう 、 あの 標準 語 で 授業 し て くれ なか っ たり と か と いう の が あり ます よ ね 。
そう そう そう 。 今 、 子供 と 友達 み たい に なる って の が ね 、 先生 が なんか それ が 良い みたい な 、 な っ て ます でしょ ?
親 も そう です よ ね 。 なんか ほら 、 お 母さん で 、 若い お 母さん と か 、 娘 と こう 姉妹 ( きょう だい ) み たい に 見 られ たい みたい な 、 そういう こと に 喜び を 、 なん か 見出し て いる 人 って いる でしょ ? 僕 、 結構 あれ 、 気持ち 悪い ん です けど 。 ( 笑 ) なんか 、 同じ よう な 格好 し て 、 なんか 若 作り し て 。
いや 、 だ から 、 ともだち って いう の は いい ん だ けど 、 でも 、 ど っか で は 、 きちっと ね 、 やっぱり 、 年長 の 人 と 、 あの ね 、 年下 の 人 の 、 そういう 、 なん か 尊敬 と か ね 、 そういう もの が 必要 だ と 思う の ね 。 で 、 日本 に は そういう 伝統 が 、 あり すぎ た と 思う ん です ね 。
そう です ね 。
厳し すぎ た って の は 、 あり ます けど ね 。
それ も ある けど 、 戦後 は それ が もう 、 バー っと 無くな っ ちゃ っ て 、 今度 は なんか 本当に 、 タガ が はずれ た み たい に 、 その 、 結局 、 大事 な ところ の 、 けじめ 、 って いう ふう な 物 まで なくなる から 、 だから 家庭 の 中 でも 、 お 父さん の 事 を 尊敬 し ない と か 、 そういう 風 な 感じ が ある でしょ ? 昔 は ね 、 親父 って 言 っ たら 、 ものすごい 恐ろしい 物 って いう 、 って の は 、 もう 随分 古い 話 です けど 、 だから もう 、 今 は 、 そういう お 父さん い ませ ん し 、 家 の 中 で いちばん お 父さん が 一 番 地位 が 低 か っ たり と か 、 なんか 、 まあ 、 お 父さん の 発言 が 、 なに も ない みたい な 、 と いう の は 、 多い です よ ね 。 Ken ' s Radio Show 第 六 回 は 林 先生 と の 対談 で し た 。 い か か だっ た でしょ う か ? 林 先生 と の 対談 は まだまだ 続き ます 。 で は 、 次回 を 是非 お 楽しみ に 。