#22 Hitomi and Sadayuki – Commuting hell in Tokyo
H : じゃ ぁ これ で もう いきなり スタート で 。 今日 は テーマ は 決め ず に 適当 に 思い つい た こと を しゃべる 感じ で 。
S : 思いつき で 。
H : 思いつき で 。 ま ぁ や ばい こと は 言わ ない 、 って いう 、 そういう ルール で 。
S : 全編 カット だ な 、 これ は 。
H : それ は まずい な 。
S : 最近 どう ?
H : 最近 どう ? って 言わ れ て も ね 。 よく 言う けど ね 。 最近 どう ?
って 。
S : あれ な ん だ ? よく 英語 で 言う と 何 だ 。
H :「 調子 どう ? 」” What ' s u p ?” と か ” How have y o u been ?” と か そういう こと ? S : 実際 に そんな こと 言う 人 は 少ない か 。
H :「 それ が 聞い て よ 」、「 実は さ 」、 と か 言 っ て 。 ま ぁ だいたい 言わ ない よ ね 、 ま 、 言い たい とき は 「 あんまり よく ない ん だ よ 」 って 言う と 聞く じゃ ん 、「 え 。 どう し た の ? 」 って 。 それ は 話 を 聞い て ほしい モード じゃ ない ? そう じゃ なけ れ ば 「 あぁ 、 うん 、 いい よ 」 と か って さら っ と 流し て 。
S : あいさつ か 。
H : そう そう 、 挨拶 。 こんにちは 、 み たい な 。
S :「 こんにち は 」、 言う か 。
H :「 こんにち は 」 言う でしょ 。
S : 言う か 。 言う な 。 おはよう は 言う か 。
H :「 おはよう ござい ます 」、 会社 と か 学校 は いう よ ね 。
S :「 チェッス 」 と か ね 。 チェッス 、 何 な の ?
H : あれ ど っ から 来 た ん だ ? 運動 部 ?
S : おはよう ござい ます 。 「 チェッス 」。 H : 何 言 っ てる か わから ん もん ね 。 言 っ てる 方 も わから ん し 聞い てる ほう も わから ん 。
S : チェーッス って 言 っ たら 向こう も チェーッス って 。
H : そう そう 、 何 か 言う 。
S : 挨拶 は 厳しく なく な っ た ね 。
H : ありがとう と かね 、 ごめんなさい と か ね 。
S : なく な っ た H : なく な っ て は い ない けど あんまり 言わ ない かも しれ ん ね 。 普段 お 店 と か さ 、 ごちそうさま 、 と か 。
S : それ 言う の ね 、 あれ らしい よ 、 この エリア 、 名古屋 エリア が 多く て 。
H : そう な の ? 田舎 な もん で 、 って いう こと ?
S : そういう こと に なる の かも しれ ない けど 。 コンビニ いっ て 「 どうも ー 」 と か 言う 人 が 結構 ここ の エリア は 多く て 、 H : え 、 言わ ない じゃ ん 。 みんな 。
S : え 、 そう ? 俺 だけ か 。
H : 何 も 言わ ない よ 。 私 が 「 ありがとう ! 」 と か 言 っ たら 浮 い て た ん だ よ 。
S : どこ で ?
H : コンビ に で 。 だから 、 あ 、 そう か 、 と 思 っ て 。 店員 は ほら 、 言う じゃ ん 、 一 通り さ 、「 ありがとう ござい まし た 」。 決して 目 を 合わせ ない けど ね 。 決して 目 を 合わせ ない ロボ な 感じ で 言う けど 。 だから お 客 さん も 何 も 言わ ない じゃ ん 。 目 も あわせ ない し さ 。 お 金 出し て す っと 持 っ て く じゃ ん 。
S : 俺 と して は 締め と して 一言 感謝 の 気持ち を 。
H : そりゃ そう な ん だ けど さ 。 なんか あと 人ごみ で すれ違 っ たり と か すれちがう って いう か ぶつ か っ たり し て さ 、 そういう とき に 、 例えば 欧 米 と いう か 、 例えば イギリス だっ たら すぐ ” Excuse m e ” って すぐ 言う S : あ 、 そう な の ? H : そう 。 なに か に つけ て すぐ ” Excuse m e .” と か って 言う けど 、 そんな 言わ ない じゃ ん 。 ちょっと トン って ぶつ か っ た くらい で 。 だから 、 そういう の も ある よ ね 。 そういう の が ある から すごく 。
S : 電車 と か で 足 踏ま れ た とき に 何 か 言 っ て ほしい よ ね 。 あれ 痛い な 。 俺 は 言う よ 。 踏 ん だ ら 。 すみません って 。
H : ま ぁ ね 、 私 も 言う けど 、 ま ぁ 言わ ない 人 多い よ ね 。 気づ い て ない の か な 。
S : 気づく よ 。 ぐ に ゃっ と 踏む もん 。 何 か を 踏 ん でる もん 。 相手 が わかん ない って いう の は ある かも ね 。 それ どころ じゃ ない し ね 。
H : ま ぁ ね 、 満員 電車 で ね 。
S : 満員 電車 って あれ は 世界 的 な イベント な の ?
H : で も や っぱ 東京 が 一 番 、 一 番 か どう か 知ら ん けど 一 番 すごい ん じゃ ない か な 、 朝 の ラッシュ 。 だって 、 ぎ ゅ ー ぎ ゅ ー 押し て くる ん でしょ 、 駅員 さん が 。 入れ とけ ー みたい な 。
S : 入る もん だ な 、 み たい な 。 たぶん 満足 し てる 、 駅員 の 人 も 。 「 入れ たっ た 」 みたい な 。
H : こんな で と っ た もん が 入 っ た 、 み たい な 。
S : なんか あれ 入れ られる と 幸せ だ し な 。 ギュッ と パッケージ さ れ た って 感じ 。 なんか ある 、 幸せ 感 が 。
H : あ 、 そう ? 私 そんな 風 に 入れ られ た こと ない から わかん ない ん だ けど 、 苦しく ない ?
S : 苦しい よ 。 基本 いや だ よ 。 基本 いや だ けど 。 H : だって 、 服 も そう だ し 、 例えば お 弁当 と か ぐち ゃぐ ちゃ に なっちゃ うだろう し 。
S : 骨折 し た 人 いた も ん ね 。
H : うそ ? ほんと ?
S : 満員 電車 で 肋骨 が 。 ちょっと 折れ て 。
H : 押さ れ て ? うそ ?
S : 牛乳 飲 ん どけ よ 、 み たい な 。
H : そういう 問題 じゃ ない でしょ 。 すごい よ ね 。
S : ま 、 しょう が ない か 。
狭い ところ に 人 が いっぱい 産まれ ちゃ っ た もん で 。
H : あ 、 待て よ 、 そういう 意味 で は 香港 の 地下鉄 も けっこう な 勢い が あっ た けど 、 でも わか ん ない ね 、 ラッシュ と か わか ん ない ね 。 、 働 い た こと ない から 。 確か に いっぱい だっ た 。 人 いっぱい だっ た 。
S : インド ど か の バス と か すごい じゃ ん 。 中国 と か 。
H : で も あれ は また 違う ん じゃ ない ? なん て いう の か な 、 単純 に 人 が 多い の と 、 人 が 多い かつ 、 同じ 時間 に みんな が 一斉 に 動 い てる から そう な っ ちゃ う 、 み たい な 。 押し込 ん で 押し込 ん で 入れ ない と 回 ん ない って いう の は それ は 、 S : なる べく ない ほう が いい よ ね 。 H : ちょっと ね 。 女 の 人 よく 毎日 やっ てる よ ね 。 考え られ ない 。 私 は 無理 。 そんな こと する なら もう いい よ 。 いくら 給料 高く て も 絶対 私 違う こと する 。 電車 に 乗ら なく て すむ こと を 考える 。
S : けっこう 楽しい よ 。 両足 が ついて ない とき ある もん 。 ま じ で 。 あれ 俺 って ? み たい な 。
ふわふわ っと し て 。 何で 、 何 に よって 僕 は 今 存在 し てる ん だ ろ う って 。 あれ 楽し ん でる 人 も 。 H : 楽 しか ない でしょ 。
S : 痴漢 は よく ない よ ね 。
H : これ は ね 、 ほんとに 日本 が 誇る エロ な 。 満員 電車 って 聞く けど ね 、 痴漢 って すごい 多い じゃ ん 、 日本 の 満員 電車 さ 。
S : 分け れ ば いい よ ね 。
H : 女 の 人 専用 電車 と 男 の 人 専用 ね 。
S : あの ほう が よっぽど すっきり する 。 助かる 。
H : お互い 助かる よ ね 。 それ は ある よ ね 。
S : な のに 女性 専用 じゃ ない ほう の いる 人 の 心理 って どう な ん だ ろ う と 思 っ ちゃ う 。
H : 女性 な のに って こと ? それ は ただ 場所 が いい から でしょ ? 女性 な のに 女性 専用 車両 に 乗 っ て ない 人 ?
S : そう そう そう 。
H : その 列車 に 乗 っ て た ほう が 降り 口 に 近い ん でしょ 。 単純 に 。 合理 的 な 人 じゃ ない ?
S : あ そ っ か 、 そんな ん は 平気 な の か 。
H : 平気 って 言う か 、 そんな こと 気 に し てる より も 目 の 前 の 遅刻 の ほう が 重大 だ って いう 話 かも しれ ん し ね 。
S : 強い ね 。
H : あれ も で も 遭う 人 は 遭う し 遭わ ん 人 は 遭わ ん し 、 も ある けど ね 。 遭い やすい 人 と S : あ 、 そう ね 。 そりゃ そう でしょ ?
H : ま ぁ 単純 に ね 。 いやいや 、 そういう こと じゃ なく て さ 、 年齢 と か 外見 じゃ なく て そん だけ の こと じゃ なく て 、 被害 に 遭い やすい 人 と 遭い にくい 人 って や っぱ いる じゃ ん 。 なんか そういう こと じゃ ない 。
S : ま 、 しょう が ない か 。
H : って いう か さ 、 なんで ? って 感じ だ よ ね 。 楽しい から やっ てる ん だ ろ う けど さ 。
S : あ 、 痴漢 ? ブタ 箱 行き だ 。
H : 病気 か な 。
S : あ 、 それ ね 。
H : だ から 何 の ため に やっ てる の か 、 何 の ため って こと も ない だ ろ う けど つい やっ ちゃ う の か 、 それ が 人生 の 唯一 楽しい 時間 な の かも しれ ん し 、 S : 奥さん も 子供 も い て ね 、 H : おる って よく ある パターン だ よ ね 。 S : しょう が ない 、 薬 が できる の を 待つ しか ない 、 特効 薬 。
H : で も 痴漢 は そんな もの 飲ま ない ん じゃ ない 、 それ する の が 楽しい ん だ から さ 。
S : 触る と そ っ から 薬 が 入 っ て くる 。
H : あ 、 そういう こと か 、 逆 に ね 。 あ 、 それ は いい かも しれ ない 。
S : いい 人 に な っ て いく 。 痴漢 すれ ば する ほど 素敵 な 人 に な っ て いく 。
H : それ は いい ね 。 いい の か な 。
S : ドラ え もん に 頼 も う 。
H : ドラ え もん か 。 4 次元 ポケット で なんと かし て もら お う か 。
S : どう な の 、 今日 は この へん で とりあえず 。
H : そう だ ね 、 こんな もん か な 。
S : こんな 話 で いい の か な 。
H : わかん ない けど とりあえず 。 はい 、 じゃ ぁ 。