40. リングイスト の 姿勢 に ついて . 自然な 学習 法 ||しせい|||しぜんな|がくしゅう|ほう 40. About the linguist attitude. The natural way to learn

< p > 新しい 言葉 を 話す の は 自然 な こと で ある 。 |あたらしい|ことば||はなす|||しぜん|||| あなた の する べき こと は 既に 持って いる 潜在 的 能力 を 開拓 し て いく こと だけ だ が 、 それ に は 適切 な 刺激 が 与え られ なけ れ ば なら ない 。 ||||||すでに|もって||せんざい|てき|のうりょく||かいたく|||||||||||てきせつ||しげき||あたえ|||||| リグイスト に なる 道 は 外部 から 課せ られ た プログラム に 従って 学ぶ こと で は なく 自分 自身 の ニーズ と 興味 を 自由 に 追求 する こと で ある 。 |||どう||がいぶ||かせ|||ぷろぐらむ||したがって|まなぶ|||||じぶん|じしん||にーず||きょうみ||じゆう||ついきゅう|||| 自分 の 内 に ある 能力 を 伸ばし て いく こと で ある 。 じぶん||うち|||のうりょく||のばし||||| 理論 から 学ぶ の で は なく 聴く こと 、 真似 する こと に よって 目標 と する 言語 を 完全 な もの に し て いく の だ 。 りろん||まなぶ|||||きく||まね|||||もくひょう|||げんご||かんぜん|||||||| p >< p >  p >< p > 人 は 遊 ん で いる 子供 の 真剣 さ を 取り戻し た 時 に < br >< br > 本来 の 自分 に 最も 近づく < br >－ ヘラクレイトス p >< p >  p >< p > 子供 は 自然 な 方法 に よって 言葉 を 覚える 。 ||||じん||あそ||||こども||しんけん|||とりもどし||じ||||ほんらい||じぶん||もっとも|ちかづく|||||||こども||しぜん||ほうほう|||ことば||おぼえる かれ ら は ただ コミュニケーション を し たい だけ だ 。 ||||こみゅにけーしょん||||| 子供 は 文法 を 読む こと が でき ない し 、 反復 練習 も し ない し 、 試験 勉強 も し ない 。 こども||ぶんぽう||よむ||||||はんぷく|れんしゅう|||||しけん|べんきょう||| ただ 自然 に 覚えよ う と する だけ だ 。 |しぜん||おぼえよ||||| 生まれ て き た 時 、 どの 国 の 子供 も 同じ よう に 新しい 言葉 を 覚える 先天 的 な 能力 を 持って いる 。 うまれ||||じ||くに||こども||おなじ|||あたらしい|ことば||おぼえる|せんてん|てき||のうりょく||もって| たしかに 子供 が 母国 語 を 覚える の は 普通 の こと だ が 、 どんな 言語 でも 覚え られる 普遍 的 な 言葉 の 天性 を 持って いる と いう の も また 本当 で ある 。 |こども||ぼこく|ご||おぼえる|||ふつう||||||げんご||おぼえ||ふへん|てき||ことば||てんせい||もって|||||||ほんとう|| p > < p >  p > < p > 子供 と いう もの は ある 限ら れ た 範囲 の 自分 に 関わり の ある 言語 内容 に しか 身 を 曝す こと は ない 。 ||||こども||||||かぎら|||はんい||じぶん||かかわり|||げんご|ないよう|||み||さらす||| つまり 自分 の 親 と 自分 と 一緒 に 遊 ん で くれる 友達 で ある 。 |じぶん||おや||じぶん||いっしょ||あそ||||ともだち|| かれ ら は 自分 に とって 大事 な 単語 と フレーズ に 集中 し それ を 使う 機会 を みつける 。 |||じぶん|||だいじ||たんご||||しゅうちゅう||||つかう|きかい|| 発音 や 文法 の 間違い を 気 に する こと は ない 。 はつおん||ぶんぽう||まちがい||き||||| 子供 は 何 の 抵抗 感 も なく 言葉 を 吸収 する 。 こども||なん||ていこう|かん|||ことば||きゅうしゅう| 教室 で 外国 語 を 学ぶ 人 達 と 違って 子供 達 は しょっちゅう 訂正 さ れる こと は なく 喋 ろ う と する 努力 に 励まし を 受ける 。 きょうしつ||がいこく|ご||まなぶ|じん|さとる||ちがって|こども|さとる|||ていせい||||||しゃべ|||||どりょく||はげまし||うける p > < p >  p > < p > 子供 は 自然 に 覚え て いく が 、 大人 は 子供 より 早く 覚える こと が できる 。 ||||こども||しぜん||おぼえ||||おとな||こども||はやく|おぼえる||| 北京 官 話 や 日本 語 を 勉強 し た 時 、 半年 で 新聞 を 読む こと が でき た し 真剣 な 討論 を する こと が できる よう に なった 。 ぺきん|かん|はなし||にっぽん|ご||べんきょう|||じ|はんとし||しんぶん||よむ||||||しんけん||とうろん|||||||| 子供 で は その レベル の ボキャブラリ － に 達する の は もっと 長く かかる 。 こども||||れべる||||たっする||||ながく| 大人 は より 深い 知識 と より 広い 興味 を 利用 し て 学習 の 方向づけ が できる し 早く 進歩 する こと が できる の で ある 。 おとな|||ふかい|ちしき|||ひろい|きょうみ||りよう|||がくしゅう||ほうこうづけ||||はやく|しんぽ||||||| p > < p >  p > < p > リングイスト と して あなた は 自分 で 自分 だけ の ため の 特別 な カリキュラム を 創ら なけ れ ば いけない 。 |||||||||じぶん||じぶん|||||とくべつ||||つくら|||| 自分 が 学習 を コン トロ － ル すれ ば より 早く 覚える こと が できる だ ろ う 。 じぶん||がくしゅう||||||||はやく|おぼえる|||||| 聴 い たり 読 ん だ り し て いる 場合 の 理解 は 文脈 に よる 。 き|||よ|||||||ばあい||りかい||ぶんみゃく|| 自分 で 選 ん だ 、 背景 を 熟知 し て いる 教材 を 聴 い たり 読 ん だ り し て いる 時 は 面白く ない 教材 を 相手 に 挌闘 し て いる 時 より 理解 力 は ずっと 高く なる 。 じぶん||せん|||はいけい||じゅくち||||きょうざい||き|||よ|||||||じ||おもしろく||きょうざい||あいて||かくとう||||じ||りかい|ちから|||たかく| これ は ストレス なく 自信 と 流暢 さ を 築き上げる 自然 な 方法 で ある 。 ||すとれす||じしん||りゅうちょう|||きずきあげる|しぜん||ほうほう|| p >< p >  p >< p > 次第に あなた の 興味 の 範囲 は 新た な 分野 に 広 がって いき 、 あなた の 言語 能力 を 拡大 し て ゆく だ ろ う 。 ||||しだいに|||きょうみ||はんい||あらた||ぶんや||ひろ|||||げんご|のうりょく||かくだい|||||| しかし 何 を 勉強 する か 決める の は あなた 自身 で ある 。 |なん||べんきょう|||きめる||||じしん|| 更に 、 自分 に 合った 内容 を みつける 責任 を 自ら 負う こと は 、 言語 習得 の 成功 に 必要 と さ れる 自力 本願 の 姿勢 を 開拓 する 大きな 一 歩 に なる だ ろ う 。 さらに|じぶん||あった|ないよう|||せきにん||おのずから|おう|||げんご|しゅうとく||せいこう||ひつよう||||じりき|ほんがん||しせい||かいたく||おおきな|ひと|ふ||||| p > < p >  p > < p > 外国 語 学習 と 脳 に 関する 研究 に おいて 第一人者 で ある マックギル 大学 の フレッド ・ ジェネシー は 我々 が 新しい 言語 を 学ぶ と 何 が 起きる か を この よう に 説明 し て いる ： p > < p >  p > < p > 学習 が 始まる と 、 ニューロン （ 神経 細胞 ） 間 の 神経 化学 的 連絡 が 促進 さ れる 。 ||||がいこく|ご|がくしゅう||のう||かんする|けんきゅう|||だいいちにんしゃ||||だいがく|||||われわれ||あたらしい|げんご||まなぶ||なん||おきる||||||せつめい||||||||がくしゅう||はじまる|||しんけい|さいぼう|あいだ||しんけい|かがく|てき|れんらく||そくしん|| 言い換える と 、 神経 回路 が 次第に 構築 さ れ て いく 。 いいかえる||しんけい|かいろ||しだいに|こうちく|||| よく 知ら ない 言葉 の 音 に 曝さ れる と 当初 それ は 区別 でき ない 神経 活動 と して 脳 に 登録 さ れる 。 |しら||ことば||おと||さらさ|||とうしょ|||くべつ|||しんけい|かつどう|||のう||とうろく|| しかし それ が 続く うち 、 聴 い て いる 人 （ 及び 脳 ） は 異なる 音 や 、 単語 及び 単語 の 一部 に 対応 する 短い 音 の 連なり で さえ 区別 する こと を 学習 する 。 |||つづく||き||||じん|および|のう||ことなる|おと||たんご|および|たんご||いちぶ||たいおう||みじかい|おと||つらなり|||くべつ||||がくしゅう| p > < p > < br > p > < p > 生徒 の ボキャブラリー の 獲得 は 自分 の よく 知って いる 現実 世界 の 複雑 な 文脈 に それ が 埋め込ま れ て いる 場合 に 高まる 。 |||||せいと||||かくとく||じぶん|||しって||げんじつ|せかい||ふくざつ||ぶんみゃく||||うめこま||||ばあい||たかまる p > < p >( ERIC Clearinghouse o n Languages a n d Linguistics , 4646, 40 th S t ., N W ) p >< p >  p >< p > 楽しい 語学 教材 に 集中 的 に 何 回 も 身 を 曝す と 心 は 新しい 言葉 に どっぷり 浸 かって いる 。 ||||||||||||||||||||たのしい|ごがく|きょうざい||しゅうちゅう|てき||なん|かい||み||さらす||こころ||あたらしい|ことば|||ひた|| この プロセス は 時 に 「 インプット の 洪水 」 と 呼ば れる もの で 、 新しい 言語 で 自己 表現 を する と いう 、 より 困難 な 作業 に 対する 心 の 訓練 と 準備 を し て くれる 。 |ぷろせす||じ||||こうずい||よば||||あたらしい|げんご||じこ|ひょうげん||||||こんなん||さぎょう||たいする|こころ||くんれん||じゅんび|||| リングイスト は 新しい 言語 を 抵抗 なく 受け入れ 、 充分 に 身 を 曝せ ば 言葉 の 困難 を 克服 できる と いう 自信 を 持つ よう に なる 。 ||あたらしい|げんご||ていこう||うけいれ|じゅうぶん||み||さらせ||ことば||こんなん||こくふく||||じしん||もつ||| p > < p >  p > < p > そもそも 外国 語 の 学習 は 知的 活動 で は ない 。 |||||がいこく|ご||がくしゅう||ちてき|かつどう||| 必要 な の は 熱意 と 、 時 が 経つ に つれて な じん で くる 言葉 の 文脈 に 頻繁 かつ 集中 的 に 身 を 曝す こと で ある 。 ひつよう||||ねつい||じ||たつ|||||||ことば||ぶんみゃく||ひんぱん||しゅうちゅう|てき||み||さらす||| 北米 に いる 外国 人 の プロ の スポーツ 選手 が 優れ た 語学 の 学習 者 で ある の を よく みかける が 、 しばしば かれ ら は 外国 の 大学 の 教授 達 より 成功 し て いる 。 ほくべい|||がいこく|じん||ぷろ||すぽーつ|せんしゅ||すぐれ||ごがく||がくしゅう|もの||||||||||||がいこく||だいがく||きょうじゅ|さとる||せいこう||| ホッケー や バスケットボール の 選手 達 が テレビ の インタビュー に 流暢 に 答える こと が できる のに 、 かれ ら より 知的 な 教授 達 に は とても 強い 訛り が あり ずっと 堅苦しく 不自然 な 話し 方 を する こと が ある 。 ほっけー||ばすけっとぼーる||せんしゅ|さとる||てれび||いんたびゅー||りゅうちょう||こたえる||||||||ちてき||きょうじゅ|さとる||||つよい|なまり||||かたくるしく|ふしぜん||はなし|かた||||| その 理由 は 、 スポーツ 選手 は チームメイト と しょっちゅう くだけ た 言葉 を 交わし 合って いる から で ある 。 |りゆう||すぽーつ|せんしゅ|||||||ことば||かわし|あって|||| チーム に 溶け込ま なかったら うまく プレー する こと は でき ない 。 ちーむ||とけこま|||ぷれー||||| かれ ら は 居心地 の 良い 自分 の よく 知って いる スポーツ 環境 に 身 を 置 い て いる から 早く 覚え られる の だ 。 |||いごこち||よい|じぶん|||しって||すぽーつ|かんきょう||み||お|||||はやく|おぼえ||| p > < p >  p > < p > チーム に 属する スポーツ 選手 と 違って 殆ど の 外国 語 学習 者 は そう 頻繁 に 親しみ の ある 文脈 に 身 を 曝す こと は ない 。 ||||ちーむ||ぞくする|すぽーつ|せんしゅ||ちがって|ほとんど||がいこく|ご|がくしゅう|もの|||ひんぱん||したしみ|||ぶんみゃく||み||さらす||| だから 自分 の 興味 と ニーズ に 応じる 学習 内容 に 基づ い た 自分 自身 の カリキュラム を 創る こと が とても 大事 な の だ 。 |じぶん||きょうみ||にーず||おうじる|がくしゅう|ないよう||もとづ|||じぶん|じしん||||つくる||||だいじ||| 自分 の 興味 を 追求 する の が 自然 な 学習 法 な の で ある 。 じぶん||きょうみ||ついきゅう||||しぜん||がくしゅう|ほう|||| 興味 の 範囲 が 広 けれ ば 広い ほど 自分 を 取り囲む 世界 に 好 奇 心 が 湧き より よく 学ぶ こと が できる 。 きょうみ||はんい||ひろ|||ひろい||じぶん||とりかこむ|せかい||よしみ|き|こころ||わき|||まなぶ||| p > < p >  p > < p >  p >