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リングイスト (外国語に堪能な人). 個人的体験に基づく外国語習得のためのガイドブック., 39. リングイストの姿勢について. 外国語を教えることの限界について

言葉 は 発見 する べき もの で ある 。 動機 を 持た ない 学習 者 に 教える こと は でき ない 。 リングイスト に なる の は あなた 自身 の 力 に よる もの で 、 学校 や 教師 の 力 で は ない 。 外国 語 の 教師 は あなた が 上達 する よう 力 を 尽くす だ ろ う が 、 あなた を 流暢 に する こと は でき ない 。 あなた は 自分 の 力 で 言葉 を 習得 し なけ れ ば なら ない 。 教師 は 刺激 を 与え 、 説明 し 、 最良 の 言語 資料 を 提供 する こと が できる だけ で ある 。 それ から あと は 、 自分 の 興味 や 性格 に 従って 、 あなた 自身 が 責任 を 持 っ て 自分 の 学習 を 追求 し て い か なけ れ ば なら ない 。 そう すれ ば あなた は 自然 に ストレス を 感じる こと なく 覚える こと が できる 。

残念 ながら 外国 語 教室 は カリキュラム に 従い 予定 通り に 外国 語 を 「 教える 」 こと に 重き を 置く 人工 的 な 環境 に なる こと が あまりに も 多い 。 期待 さ れる の は 教師 が ある 決 まっ た 順序 で 言葉 の 知識 や 技能 を 伝える こと で ある 。 教科 書 が 予定 の 期間 内 に 終了 さ れ 試験 の 点 が よけ れ ば 、 その 外国 語 が 習得 さ れ た と みなさ れる 。 残念 ながら 流暢 さ の 点 に おいて は 殆ど 期待 は ずれ の 結果 に 終わ っ て しまう 。 外国 語 教室 が ストレス を 生じる こと が ある 。 しばしば 学習 者 は 他 の 生徒 の 面前 で 教師 に 訂正 さ れる の が いや に なり 、 正しく 言え ない 自分 の 非力 さ に 挫折 感 を 味わう 。 生徒 に は ただ コミュニケーション を する こと より も 正しく 言える こと が 暗黙 の 期待 と な っ て の しか か っ て くる 。 生徒 は 互いに クラスメート が 自分 より 新しい 言語 を 覚える 能力 が 優れ て いる か 劣 っ て いる か に よって 脅威 を 感じ たり 迷惑 に 思 っ たり する 。

最大 の 効果 を もたらす 教室 と いう の は 、 学ぶ 対象 が 言葉 そのもの で は なく 、 生徒 の 興味 の ある 他 の 科目 で ある 場合 だ 。 他 の 科目 を 学ぶ うち に 学習 者 は 言葉 を 吸収 し て いき 、 自分 の 興味 の ある 事柄 に ついて コミュニケーション を し たい と いう 情熱 が 言葉 の 困難 に 対する 意識 を 弱め て くれる の だ 。 学習 者 は 充分 な 量 の 興味深い 内容 を 外国 語 で 聴 い たり 読 ん だ り する こと に 没頭 し た 後 に だんだん 正しい 文 構造 や 単語 の 使用 の 必要 性 に 気付 い て いく 。 そして かれ ら は 外国 語 の そういう 側面 を 学び たい と いう 動機 を 持つ こと に なる 。

一 番 よい の は 学習 者 が 教師 の 予定 に 無理 に 合わせる の で は なく 、 必要 なら 助け を 求める こと で ある 。 教師 は 個人 的 に 生徒 の 言葉 や 書 い た もの を 直せる の だ し 必要 に 応じ て 適切 な 文法 説明 も できる の だ から 。 教室 も 教師 で は なく 学習 者 を コントロール する よう な 柔軟 な やり 方 で 利用 できる の なら 有効 な 環境 に なり 得る 。

学習 者 で は なく 教師 が 従来 の 外国 語 教授 法 を コントロール する もう 一 つ の 方法 は 学習 者 を 評価 する テスト を 頻繁 に 行なう こと で ある 。 さまざま な 理由 から 権威 ある 教育 機関 は ネイティヴスピーカー で ない 人々 の 言語 能力 を 客観 的 に 評価 する 必要 性 が ある と 考え て いる 。 英語 に 関して は 、 TOEFL ( Test o f English a s a Foreign Language )、 TOEIC ( Test o f English for International Communication )、 その他 の 頭文字 で 呼ば れる 標準 的 な テスト が ある 。

これ ら の テスト は 大学 の 入学 試験 や 会社 の 面接 試験 の ため に は 必要 悪 と 言える もの かも しれ ない 。 しかし 私 の 意見 で は 、 これ ら の テスト の 結果 は 外国 語 の 流暢 さ を 示す に 足る 信頼 性 は ない 。 これ ら の テスト に とらわれ た り 、 語学 学習 の ゴール に し たり する べき で は ない 。 言語 能力 を 最も よく 判定 できる の は 学習 者 、 つまり あなた な の だ 。 読む の が より たやすく な っ た か 、 聞い た 事 を より 理解 できる よう に な っ た か 、 自己 表現 を する 時 に より 楽 に 感じ られる よう に な っ た か 、 それ は あなた が わかる こと だ 。 逆説 的 言い 方 を すれ ば テスト に 合格 する ため だけ の 勉強 を する より も 新しい 言語 で 調和 の 取れ た 能力 を 獲得 する 方 が これ ら の テスト で いい 点 を 取る 結果 に なる 。

楽 に コミュニケーション が できる よう に 学ぶ こと より むしろ これ ら の テスト で いい 点 を 取る こと に 夢中 に なる 学習 者 が おお すぎる 。 テスト の 準備 を する に あたって は 、 特に 主要 な 標準 的 テスト の 場合 、 生徒 は 内容 を 伴わ ない 単語 表 を 勉強 する こと に なる 。 文法 の 規則 や 、 動詞 や フレーズ や イディオム の リスト 、 模擬 試験 問題 など が 載 っ た 特別 な 本 を 何 時間 も かけ て 復習 し なけ れ ば なら ない 。 これ ら の テスト で 高 得点 を 取る ため の テクニック を 学ぶ の で ある 。 この よう に し て かれ ら は 効果 の ない ストレス だらけ の 学習 法 を 追求 し て いく 。 TOEFL や TOEIC で 高 得点 を 取る こと を 過度 に 追求 する こと は 結果 的 に その 言語 を 流暢 に 話せる よう に なる と いう 本来 の 目標 から 外れ て しまう 可能 性 が ある 。 テスト は 学究 的 、 職業 的 成功 へ 導く 途中 に ある 暫定 的 な 目標 に すぎ ない 。 本当 の 意味 で 外国 語 を 学ば ず に テスト の 結果 に ばかり 焦点 を 当てる の は 馬鹿げ た こと で しか ない 。 最終 的 に その 言語 を うまく 使いこなせる よう に は なら ない だ ろ う 。

近道 は ない の だ 。 TOEFL や TOEIC の 質問 の 殆ど に 楽々 答え られる よう に なる に は 、 多様 な 内容 で 言葉 の 自然 な 流れ に 慣れ て いく 必要 が ある 。 それ を 獲得 する 一 番 いい 方法 は 幅広い 内容 の 面白い 教材 を 集中 し て 聴 い たり 読 ん だ り し ながら 、 新 出 単語 、 そして 特に 最も 一般 的 な フレーズ を 覚える 手助け に なる 学習 プログラム を 利用 する こと で ある 。 この よう に 、 文法 や 単語 表 を 勉強 する の で は なく 、 現実 的 な 世界 の 中 で 新しい 言語 に 身 を 曝す こと が 、 最も 早く 最も 楽しく 学べる 方法 で ある 。

ある 国々 、 特に 東 アジア で は 、 名門 校 や 名門 大学 に 入る の に 熾烈 な 競争 を 強い られる 。 外国 語 の 能力 は 重要 な 地位 を 占め 、 子供 達 は 全国 一斉 テスト で よい 点 を 取る ため に 大変 厳しい 学習 プログラム を こなす こと が 要求 さ れる 。 1 クラス 50 人 から 70 人 の 塾 が ある 。 この よう な 状況 の 下 で は コミュニケーション の しかた を 習う こと など 不可能 だ 。 教師 達 は この 受験 地獄 の 中 で いかに 高 得点 を 取ら せる か に 専心 する 。 そういう 教授 法 が 学習 者 の 新しい 言語 へ の 興味 を 失わ せる だ ろ う と いう こと は 私 に は よく わかる 。

どこ でも 公立 学校 の システム で は 第 二 言語 を 教える の に 殆ど 成功 し て い ない 。 これ は 外国 語 学習 に 対して よく ない 影響 を 与え て き た 。 多く の 潜在 的 リングイスト が 外国 語 を 学校 で 教わら なけ れ ば なら い 退屈 な 科目 だ と 考える よう に 仕向け られ て しまう 。

私 自身 の こと を 言え ば 、 文法 の 論理 的 説明 を 学ぶ の は 面白く なか っ た し 外国 語 を 覚える のに 効果 的 な 方法 だ と は 思え なか っ た 。 私 は 練習 問題 を し たり 文法 の 知識 を 試す 質問 に 答え た り する こと に 抵抗 し た 。 高校 を 卒業 し て から やっと 私 は 教室 と いう 環境 の 中 に い て 型 に は まっ た 教授 法 に 頼る の で は なく 系統 立て て 自分 の 身 を 外国 語 の 中 に 曝す こと に よって より 早く 覚え られる の だ と いう こと を 発見 し た 。 最初 の うち は 奇妙 で 難しい と 思 っ た 文 構造 も 何 度 も 読 ん だ り 聴 い た り を 重ね て いる と 最終 的 に は 自然 に 感じ られる よう に な っ て いっ た 。

時に は 私 も ある 言語 に 疑問 点 が あり それ の 答 を 知り たけ れ ば 文法 書 を ひもとく 。 説明 を 読 ん で 助け られる こと も ある が そう で ない 時 も ある 。 辞書 で 単語 を 調べる 時 と ほぼ 同様 に 文法 の 規則 の 説明 は ( 理解 できる 限り に おいて ) 大抵 ほんの ちょっと の 間 だけ 覚え て い て その あと 忘れ て しまう 。 究極 的 に は 私 の 文法 能力 が よく なる の は その 言語 に 充分 身 を 曝す こと に よって のみ だっ た 。

私 は 教室 から 離れ て 自分 の 興味 の ある 事柄 を 聴 い たり 読 ん だ り する こと に かなり の 努力 を 傾ける 覚悟 が あっ た 。 それ は 言葉 を 発見 する 自然 で 楽しい 方法 だっ た 。 私 は 自分 の 使える ボキャブラリー を 増やす ため に 独自 の 方法 を 開拓 し 、 数 日 後 に 見直さ ない と すぐ に 忘れ て しまう の で は なく 単語 や フレーズ を 確実 に 記憶 に 留める こと が できる よう に 工夫 し た 。 この 方法 は The Linguist の 学習 システム を 開発 する 時 に 役 に 立 っ た 。

勿論 従来 の 外国 語 教室 の 組織 立 っ た 環境 の 下 に いる の が 一 番 楽しく 文法 を 学び テスト の 準備 を する こと に 満足 し て いる 学習 者 も いる 。 だが こういう 学習 者 も The Linguist の よう な 自己 決定 的 な 学習 システム から 恩恵 を 得る こと が できる 。 自分 の ニーズ と 興味 に 合 っ た 学習 の プロセス を 選ぶ こと に よって 、 学習 者 は 教室 で の 外国 語 体験 が より 効果 的 に なる の を 発見 する こと だ ろ う 。 こうして かれ ら は 形式 的 な 教室 が 終了 し た 後 も なお 自分 自身 で その 言語 に 進歩 し 続ける こと が できる だ ろ う 。

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言葉 は 発見 する べき もの で ある 。 動機 を 持た ない 学習 者 に 教える こと は でき ない 。 リングイスト に なる の は あなた 自身 の 力 による もの で 、 学校 や 教師 の 力 で は ない 。 外国 語 の 教師 は あなた が 上達 する よう 力 を 尽くす だろ う が 、 あなた を 流暢 に する こと は でき ない 。 あなた は 自分 の 力 で 言葉 を 習得 し なけれ ば なら ない 。 教師 は 刺激 を 与え 、 説明 し 、 最良 の 言語 資料 を 提供 する こと が できる だけ で ある 。 それから あと は 、 自分 の 興味 や 性格 に従って 、 あなた 自身 が 責任 を 持っ て 自分 の 学習 を 追求 し て いか なけれ ば なら ない 。 そう すれ ば あなた は 自然 に ストレス を 感じる こと なく 覚える こと が できる 。

 

残念 ながら 外国 語 教室 は カリキュラム に従い 予定 通り に 外国 語 を 「 教える 」 こと に 重き を 置く 人工 的 な 環境 に なる こと が あまりに も 多い 。 期待 さ れる の は 教師 が ある 決まっ た 順序 で 言葉 の 知識 や 技能 を 伝える こと で ある 。 教科書 が 予定 の 期間 内 に 終了 さ れ 試験 の 点 が よけれ ば 、 その 外国 語 が 習得 さ れ た と みなさ れる 。 残念 ながら 流暢 さ の 点 において は 殆ど 期待 はずれ の 結果 に 終わっ て しまう 。 外国 語 教室 が ストレス を 生じる こと が ある 。 しばしば 学習 者 は 他 の 生徒 の 面前 で 教師 に 訂正 さ れる の が いや に なり 、 正しく 言え ない 自分 の 非力 さ に 挫折 感 を 味わう 。 生徒 に は ただ コミュニケーション を する こと より も 正しく 言える こと が 暗黙 の 期待 と なっ て のしかかっ て くる 。 生徒 は 互いに クラスメート が 自分 より 新しい 言語 を 覚える 能力 が 優れ て いる か 劣っ て いる か によって 脅威 を 感じ たり 迷惑 に 思っ たり する 。

 

最大 の 効果 を もたらす 教室 という の は 、 学ぶ 対象 が 言葉 そのもの で は なく 、 生徒 の 興味 の ある 他 の 科目 で ある 場合 だ 。 他 の 科目 を 学ぶ うち に 学習 者 は 言葉 を 吸収 し て いき 、 自分 の 興味 の ある 事柄 について コミュニケーション を し たい という 情熱 が 言葉 の 困難 に対する 意識 を 弱め て くれる の だ 。 学習 者 は 充分 な 量 の 興味深い 内容 を 外国 語 で 聴い たり 読ん だり する こと に 没頭 し た 後 に だんだん 正しい 文 構造 や 単語 の 使用 の 必要 性 に 気付い て いく 。 そして かれ ら は 外国 語 の そういう 側面 を 学び たい という 動機 を 持つ こと に なる 。

 

一番 よい の は 学習 者 が 教師 の 予定 に 無理 に 合わせる の で は なく 、 必要 なら 助け を 求める こと で ある 。 教師 は 個人 的 に 生徒 の 言葉 や 書い た もの を 直せる の だ し 必要 に 応じ て 適切 な 文法 説明 も できる の だ から 。 教室 も 教師 で は なく 学習 者 を コントロール する よう な 柔軟 な やり方 で 利用 できる の なら 有効 な 環境 に なり 得る 。

 

学習 者 で は なく 教師 が 従来 の 外国 語 教授 法 を コントロール する もう 一つ の 方法 は 学習 者 を 評価 する テスト を 頻繁 に 行なう こと で ある 。 さまざま な 理由 から 権威 ある 教育 機関 は ネイティヴスピーカー で ない 人々 の 言語 能力 を 客観 的 に 評価 する 必要 性 が ある と 考え て いる 。 英語 に関して は 、 TOEFL ( Test o f English a s a Foreign Language )、 TOEIC ( Test o f English for International Communication )、 その他 の 頭文字 で 呼ば れる 標準 的 な テスト が ある 。

 

これら の テスト は 大学 の 入学 試験 や 会社 の 面接 試験 の ため に は 必要 悪 と 言える もの かも しれ ない 。 しかし 私 の 意見 で は 、 これら の テスト の 結果 は 外国 語 の 流暢 さ を 示す に 足る 信頼 性 は ない 。 これら の テスト に とらわれ たり 、 語学 学習 の ゴール に し たり する べき で は ない 。 言語 能力 を 最も よく 判定 できる の は 学習 者 、 つまり あなた な の だ 。 読む の が より たやすく なっ た か 、 聞い た 事 を より 理解 できる よう に なっ た か 、 自己 表現 を する 時 により 楽 に 感じ られる よう に なっ た か 、 それ は あなた が わかる こと だ 。 逆説 的 言い方 を すれ ば テスト に 合格 する ため だけ の 勉強 を する より も 新しい 言語 で 調和 の 取れ た 能力 を 獲得 する 方 が これら の テスト で いい 点 を 取る 結果 に なる 。

 

楽 に コミュニケーション が できる よう に 学ぶ こと より むしろ これら の テスト で いい 点 を 取る こと に 夢中 に なる 学習 者 が おお すぎる 。 テスト の 準備 を する にあたって は 、 特に 主要 な 標準 的 テスト の 場合 、 生徒 は 内容 を 伴わ ない 単語 表 を 勉強 する こと に なる 。 文法 の 規則 や 、 動詞 や フレーズ や イディオム の リスト 、 模擬 試験 問題 など が 載っ た 特別 な 本 を 何 時間 も かけ て 復習 し なけれ ば なら ない 。 これら の テスト で 高 得点 を 取る ため の テクニック を 学ぶ の で ある 。 この よう に し て かれ ら は 効果 の ない ストレス だらけ の 学習 法 を 追求 し て いく 。 TOEFL や TOEIC で 高 得点 を 取る こと を 過度 に 追求 する こと は 結果 的 に その 言語 を 流暢 に 話せる よう に なる という 本来 の 目標 から 外れ て しまう 可能 性 が ある 。 テスト は 学究 的 、 職業 的 成功 へ 導く 途中 に ある 暫定 的 な 目標 に すぎ ない 。 本当 の 意味 で 外国 語 を 学ば ず に テスト の 結果 に ばかり 焦点 を 当てる の は 馬鹿げ た こと で しか ない 。 最終 的 に その 言語 を うまく 使いこなせる よう に は なら ない だろ う 。

 

近道 は ない の だ 。 TOEFL や TOEIC の 質問 の 殆ど に 楽々 答え られる よう に なる に は 、 多様 な 内容 で 言葉 の 自然 な 流れ に 慣れ て いく 必要 が ある 。 それ を 獲得 する 一番 いい 方法 は 幅広い 内容 の 面白い 教材 を 集中 し て 聴い たり 読ん だり し ながら 、 新出 単語 、 そして 特に 最も 一般 的 な フレーズ を 覚える 手助け に なる 学習 プログラム を 利用 する こと で ある 。 この よう に 、 文法 や 単語 表 を 勉強 する の で は なく 、 現実 的 な 世界 の 中 で 新しい 言語 に 身 を 曝す こと が 、 最も 早く 最も 楽しく 学べる 方法 で ある 。

 

ある 国々 、 特に 東アジア で は 、 名門 校 や 名門 大学 に 入る の に 熾烈 な 競争 を 強い られる 。 外国 語 の 能力 は 重要 な 地位 を 占め 、 子供 達 は 全国 一斉 テスト で よい 点 を 取る ため に 大変 厳しい 学習 プログラム を こなす こと が 要求 さ れる 。1 クラス 50 人 から 70 人 の 塾 が ある 。 この よう な 状況 の 下 で は コミュニケーション の しかた を 習う こと など 不可能 だ 。 教師 達 は この 受験 地獄 の 中 で いかに 高 得点 を 取ら せる か に 専心 する 。 そういう 教授 法 が 学習 者 の 新しい 言語 へ の 興味 を 失わ せる だろ う という こと は 私 に は よく わかる 。

 

どこ でも 公立 学校 の システム で は 第 二 言語 を 教える の に 殆ど 成功 し て い ない 。 これ は 外国 語 学習 に対して よく ない 影響 を 与え て き た 。 多く の 潜在 的 リングイスト が 外国 語 を 学校 で 教わら なけれ ば ならい 退屈 な 科目 だ と 考える よう に 仕向け られ て しまう 。

 

私 自身 の こと を 言え ば 、 文法 の 論理 的 説明 を 学ぶ の は 面白く なかっ た し 外国 語 を 覚える のに 効果 的 な 方法 だ と は 思え なかっ た 。 私 は 練習 問題 を し たり 文法 の 知識 を 試す 質問 に 答え たり する こと に 抵抗 し た 。 高校 を 卒業 し て から やっと 私 は 教室 という 環境 の 中 に い て 型 に はまっ た 教授 法 に 頼る の で は なく 系統 立て て 自分 の 身 を 外国 語 の 中 に 曝す こと によって より 早く 覚え られる の だ という こと を 発見 し た 。 最初 の うち は 奇妙 で 難しい と 思っ た 文 構造 も 何 度 も 読ん だり 聴い たり を 重ね て いる と 最終 的 に は 自然 に 感じ られる よう に なっ て いっ た 。

 

時には 私 も ある 言語 に 疑問 点 が あり それ の 答 を 知り たけれ ば 文法 書 を ひもとく 。 説明 を 読ん で 助け られる こと も ある が そう で ない 時 も ある 。 辞書 で 単語 を 調べる 時 と ほぼ 同様 に 文法 の 規則 の 説明 は ( 理解 できる 限り において ) 大抵 ほんの ちょっと の 間 だけ 覚え て い て その あと 忘れ て しまう 。 究極 的 に は 私 の 文法 能力 が よく なる の は その 言語 に 充分 身 を 曝す こと によって のみ だっ た 。

 

私 は 教室 から 離れ て 自分 の 興味 の ある 事柄 を 聴い たり 読ん だり する こと に かなり の 努力 を 傾ける 覚悟 が あっ た 。 それ は 言葉 を 発見 する 自然 で 楽しい 方法 だっ た 。 私 は 自分 の 使える ボキャブラリー を 増やす ため に 独自 の 方法 を 開拓 し 、 数 日 後 に 見直さ ない と すぐ に 忘れ て しまう の で は なく 単語 や フレーズ を 確実 に 記憶 に 留める こと が できる よう に 工夫 し た 。 この 方法 は The Linguist の 学習 システム を 開発 する 時 に 役に立っ た 。

 

勿論 従来 の 外国 語 教室 の 組織立っ た 環境 の 下 に いる の が 一番 楽しく 文法 を 学び テスト の 準備 を する こと に 満足 し て いる 学習 者 も いる 。 だが こういう 学習 者 も The Linguist の よう な 自己 決定的 な 学習 システム から 恩恵 を 得る こと が できる 。 自分 の ニーズ と 興味 に 合っ た 学習 の プロセス を 選ぶ こと によって 、 学習 者 は 教室 で の 外国 語 体験 が より 効果 的 に なる の を 発見 する こと だろ う 。 こうして かれ ら は 形式 的 な 教室 が 終了 し た 後 も なお 自分 自身 で その 言語 に 進歩 し 続ける こと が できる だろ う 。