#1 日本語 と 英語 の 難し さ に ついて . Difficulties of Japanese and English .
Steve : こんにちは 、 たまき さん 、 え まさ ん 。
今 、 日本 は 何 時 です か ?
Tamaki : こんにちは 、 スティーブ 。 今 、 日本 は 朝 の 10 時 です 。
Steve : 朝 の 10 時 ? あの ね 、 今日 は ね 私 が 聞き たい テーマ は です ね 、 たまき さん も え まさ ん が 、 あの 、 英語 は 流暢 に 話せ ます けども 、 英語 の 勉強 の 時に 何 が 一 番 難しい ?
何 が 、 その 、 英語 の 問題 点 だ と 思い ます か ?
ま ぁ 、 え まさ ん から 始め ま しょ う か ?
Ema : はい 。 今 、 私 が 困 っ て いる の が 発音 です ね 。
あの ・・・ 日本 語 に は ない 発音 が たくさん ある ので 、 発音 と あと イントネーション が すごく 難しい と 思い ます 。
それ から 、 あと ・・・ どの 単語 を 選ぶ の か って いう の が ちょっと まだ 問題 が ある みたい です 。
Steve : たまき さん は どう 思い ます か ?
Tamaki : 私 も え まさ ん と 全く 同じ です ね 。
発音 と どの 単語 が 適切 か 、 どの 単語 を 使う と 自然 な 英語 に 聞こえる か って いう の が 難しい です ね 。
Steve : この 問題 は です ね 、 これ は 英語 の ・・・ その ・・・ 英語 だけ ・・・ 英語 だ から 難しい と 思い ます か ?
それとも 、 どの 言葉 で も 、 どの 外国 語 で も 、 やはり 、 発音 と か 、 どの 単語 が 適切 か 、 同じ よう な 問題 が ある ん じゃ ない です か ?
どう な ん でしょ う か 、 え まさ ん ?
Ema : ある と 思い ます ね 。 特に 、 あの ・・・ 英語 を しゃべ っ て いる 人 が 日本 語 を しゃ べろ う と する と 、 イントネーション が 結構 、 難しい みたい です ね 。
Steve : そう です ね 。 たまき さん 、 どう 思い ます か ? 英語 を ・・・ 英語 だ から こういう 問題 が ある ん です か ?
Tamaki : そう です ね 。
発音 と 自然 な 単語 って いう の は 、 どの 言語 も 共通 する 難し さ だ と 思い ます 。
特に 、 発音 は 自分 の 母国 語 と どの 程度 、 異な っ た 発音 を する か って いう ので 、 難し さ は 違 っ て くる と 思い ます 。
Steve : で 、 エマ は ね 、 この 発音 の 問題 を 、 その ・・・ ま ぁ ・・・ 克服 する ため に は ね ・・・ 何 を どういう 練習 、 勉強 の 仕方 を 使 っ て ます か ?
Ema : えー と 、 自分 の 発音 し てる 姿 を 鏡 で 見 て 練習 し たり と か し て ます ね 。
Steve : すごい です ね 。
Ema : むかし 、 あの ・・・ 英語 の チューター を し て くれ た 人 が い て 、 お 友達 で 、 その 人 が その やり 方 を 教え て くれ まし た 。
Steve : 鏡 を 見 ながら 発音 する ?
Ema : そう 。
Steve : それ で 、 発音 が よく なる ん です か ?
Ema : あの 、 まず 、 本当 の 英語 を しゃべる 方 の 発音 し て いる 姿 を 見 て 、 それ と 出来る だけ この 舌 の 使い 方 と か を 同じ 様 に し て 発音 ・・・ その 一 つ の 単語 ずつ 練習 し て いく やり 方 で やっ て ます 。
Steve : あぁ ・・・ すごい です ね 。
たまき さん は どう です か ?
Tamaki : 私 は 、 あの ・・・ 特別 な こと は 特に 何 も し て い ない ん です けども 、 あの ・・・ 話す 時 に ゆっくり 話す よう に 、 あの ・・・ 発音 に 注意 し て 話す よう に 気 を 付け て い ます 。
あ の ・・・ どうしても 英語 を 話す と 自分 が 必死 に な っ て し まっ て 、 こう ・・・ とにかく 、 言い たい こと を 言わ ない と と 思 っ て 発音 の こと を 忘れ がち に なる ので 、 あの ・・・ 思い出し た 時 に は “ あぁ 、 発音 に 気 を つけ ない と ・・・” と 、 こう 、 ゆっくり 、 あの ・・・ 話し て 気 を 付ける よう に し て い ます 。
Steve : 今度 、 じゃ ぁ 、 日本 語 の 場合 は 何 が 一 番 難しい と 思い ます か ?
その ・・・ 日本 語 の 出来 ない 人 が ね 、 日本 語 を 勉強 し ます と ね 、 何 が 一 番 難しい ところ だ と 思い ます か 、 エマ ?
Ema : まず ・・・ あの ・・・ 文字 です ね 。
ひ ら が な 、 かた か な 、 漢字 を 覚え なく て は いけ ない って いう の は すごい 大変 な こと だ と 思い ます 。 ‘ あ と ・・・ 辞書 で 、 その 単語 を 調べよ う と 思 っ て も 、 話す ・・・ 例えば 、” 話す “ って いう の を 辞書 で 調べ たく て も 、 文章 に は ” 話し ます “ って 書 い て あっ たり し て 、 どの 言葉 を 辞書 で 引 い たら いい の か って いう の が 分から ない ので 、 それ は 難しい な と 思い ます ね 。 Steve : そう です ね 。 たまき は どう 思い ます か ?
Tamaki : そう です ね 。
あの ・・・ エマ さん が おっしゃ っ た 文字 も そう です し 、 あの 日本 語 って いう 、「 て に を は 」 が 難しい ん じゃ ない か な っ て 思い ます 。
” 何 を “ の ” を “ と か 、” どこ で “ の ” で “ と か 、 日本 人 で も たまに 正しい 使い 方 を し て いる の か どう か 分から ない 時 が あり ます 。
Steve : あの ね 、 私 が 日本 語 を 勉強 を し た 時 に 、 今 でも 勉強 、 もちろん 、 いつ でも 改善 し たい と 思う ん です けども 、 私 に とって は 、 何 が 一 番 難しい と おもい ます か ?
今 、 おっしゃ っ た こと は ね 、 えー 、 別に 難しい と 思 っ て ませ ん 。
Ema & Tamaki : 本当に そう な ん だ ? Steve : っと いう の は ね 、 どの 言葉 で も 、 やはり 、 文字 も 勉強 し なく ちゃ なら ない です から 、 あー 、 ま ぁ 、 あの ローマ字 を 使 っ た 言葉 で あれ ば 、 問題 は もちろん ない ん です よ ね 。
それ で 、 ロシア 語 みたい な アルファベット です と 、 ま ぁ 、 やや 難しい けれども 、 それほど 難しく ない し 、 えー ・・・ 韓国 語 と か あり ます し 、 また 中国 語 の 場合 、 もっと 大変 です から 、 ま ぁ 、 それ は 、 ま ぁ 、 難しい と 言え ば 難しい です けども 、 それ ・・・ 時間 の 問題 です から 、 それ は それほど 難しく ない 。 そして 、 辞書 を 調べる の も です ね 、 それ は 、 難しい けれども 、 出来る だけ 、 辞書 を 使わ ない ん です 。
大変 、 えー 、 僕 は もともと 、 辞書 は 使わ ない 、 出来る だけ 、 使わ ない 勉強 の 仕方 を 使い ます けれども 、 特に 、 中国 語 と か 、 日本 語 の 場合 は ね 、 辞書 を 調 べ る の は 、 非常 に 時間 が かかる 、 そして 、 調べ て も すぐ 忘れ ちゃ う から 、 あの ・・・ 出来る だけ それ を し ませ ん 。 だから 、 そういう ・・・ な ん です か ・・・ 語彙 の リスト が 付い てる 、 語彙 表 の 付い てる 、 その 内容 しか 読ま なか っ た ん です よ 。
Ema : あ ~、 なるほど 。
Steve : ほとんど 辞書 を 使わ なか っ た ん です よ 。
それ も 、 LingQ を 開発 し た の も です ね 、 それ が 、 やはり 辞書 を 使い たく ない ため に 出来る だけ 。
だから 、 コンピューター で ね 、 ま ぁ 、 読 ん で 、 語彙 を どんどん ま ぁ 増やし て 行 こ う と ・・・。
日本 語 で 難しい の は です ね 、 あの ・・・ 日本 ・・・ 例えば 、 あの ・・・ 発音 で も です ね 、 日本 語 に ない 音 が 発音 が 英語 に ある 。
だから 難しい 。 だ から 英語 に ない 、 その ・・・ 構造 が です ね 、 えー 、 非常 に 難しい 。
もう 慣れ にくい わけ です よ 。
例えば 、 日本 語 の 場合 は 、“ やっ て あげる ”、“ やっ て もらう ”・・・ ね 。
この “ やっ て ・・・”、 それ で 方向 に よって 、“ やっ て あげ ます ”、“ やっ て もらい ます ”、 だから この 方向付け と 同時に 、 今度 、 その ・・・” 丁寧 度 “ も 入 っ て くる わけ です よ 。
“ やっ て ”、 ま ぁ 、“ さしあげる ” と か 、” やっ て いただく ” と か ね 。
だから 、 その 辺 が 、 一 番 、 難しい 。
これ が どんなに 勉強 し て も 慣れ ませ ん よ ね 。
この 方向 付け と 丁寧 度 。
だから 、 い つ 、 その ・・・ どれ を 使う の か 、 えー 、 そして 、 あの ・・・ 分 か っ て て も 、 話す とき に は 、 それ ・・・ 自然 的 に 、 でも 、 出 て こ ない ん です よ 。
もう 、 慣れ て ませ ん から 。 だから 、 それ が ・・・。
Tamaki : 今 、 スティーブ の 話し た こと を 聞い て 思い出し た ん です けど 、 確か に 、 私 たち が 英語 を 書く とき に 、 あの ・・・ 誰 々 に 、 何 々 を し て もら っ た と 言う ニュアンス の 英語 を 書き たい ん です けど 、 英語 に し て しまう と 、“ 誰 々 は 何 々 し まし た ” みたい な 、 シンプル な 文 に 見え て し まっ て 、 あの ・・・ 日本 語 で “ し て もら っ た ” って いう ニュアンス を 表し たい のに 、 表せ ない って 思う とき が あり ます 。
Steve : そう です よ 。 それ で 、 たぶん 、 何 か 英語 が ちょっと 失礼 じゃ ない か と か 思う ん じゃ ない です か ?
Tamaki : 思い ます ね 。
Ema : よく 思い ます 。
Tamaki : 思い ます よ ね 。
Ema : よく 思い ます 。
Steve : ま ぁ 、 しかし 、 それ が 言葉 の おもしろ さ で も ある ん です よ 。
書く 言葉 が 、 その ・・・ ある 物 に 対して 、 ま ぁ 、 自分 の 特有 な 、 その ・・・ 言い 方 が ね 、 表し 方 が ね ある わけ でしょ 。
それ が 、 おもしろい ん です けども 、 それ も 難しい 。
そう です か 。 あの ・・・ そして 、 この ・・・ あの ・・・ 何 々 に 、 へ 、 を 、 その他 です ね 、 それ も 、 確か に 、 あの ・・・ 最初 は ね 難しい 。
だけど も 、 慣れ て くる と 、 あの ・・・ 当然 、 間違え ます よ ね 。
だけど も 、 どんな 言葉 で も 、 ま ぁ 、 外国 の 言葉 を 話す とき に は 、 間違え ます から 、 だ から 、 百 パーセント いつも 正しく 言わ なく て も いい です よ ね 。
だから 、“ に ” が “ へ ” に な っ たり 、“ へ ” が “ に ” に な っ たり 、” が ” が “ は ” に な っ たり 、 構い ませ ん 。
出来る だけ 、 ま ぁ 、 慣れ たら ・・・ ね 、 出来る だけ 、 その ・・・ ミス が 少ない よう に 、 だ けども 、 そんなに 気 に し ない ん です よ ね 。
確か に ミス し ます よ 。
もう 一 つ ね 、 日本 語 を 勉強 し 始め た 時 に 、 私 が 非常 に 難しい と 思い まし た の は 、 あの ・・・ それ どの 言葉 で も 始める 時 は 、 いつも そう 思い ます けども 、 非常 に 言葉 が 似 て ます 。
“ わかり まし た ”、“ かわり まし た ”・・・ だ から 、 似 た 、 最初 、 その ・・・ 全然 、 経験 の ない 本当 の 初めて の 人 に と っ て は ね 、 もう 、 言葉 は みんな 似 て ます 。
実際 に は 、 似 て ない ん です けども ね 。
Ema : 私 の 友達 も 英語 を しゃべる 人 で 日本 語 を 勉強 し て た ん です けど 、“ 可愛い ” と “ 怖い ” の 言い分 け が 出来 なく っ て 、 女の子 に 向か っ て ” 君 、 可愛い ね “ って 言い たい のに 、” 怖い ね “ って 言 っ て ・・・。
Steve : あの ・・・ 確か に 、 日本 語 は です ね 、 もう 、 音 が ね 、 音 が 少ない ん です よ 。
Ema & Tamaki : ふ ー ん 。 Hmmm . Steve : あ 、 い 、 う 、 え 、 お 。 だ から 、 母音 が 五 つ しか ない ん です よ ね 。
で 、 英語 は 、 この ディクタム も 入れ て もっと 、 たくさん あり ます よ ね 。
だから 、 日本 は どちら か と 言う と 、 サウンド が ね 、 音 が 少ない から 、 そう いう 似 てる よう な 言葉 が 多い と 思い ます 。
だけど も 、 慣れ て くる と 、 その コンテクスト から 別に 問題 ない ん です けども 、 最初 は ね 、 日本 人 同士 は 大体 、 お互い に 分かり ます でしょ ?
Tamaki : そう です ね 。
Steve : 冗談 です 。
Ema : 全部 、 話さ なく て も ・・・ ね 。
Steve : そう そう そう 。 日本 人 は 話さ なく て も 分かる から 。 そう です ね 。
分かり まし た 。 オーケー 。
ま ぁ ここ で です ね 、 今日 は 初めて の 日本 語 ポッドキャスト を ここ で 終わり に し ま しょ う !
また 次 の 時 、 また 別 の テーマ で 日本 語 で お 話し し ま しょ う 。
Ema & Tamaki : はい 。 Steve : オーケー 。