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リングイスト (外国語に堪能な人). 個人的体験に基づく外国語習得のためのガイドブック., 38. リングイストの姿勢について. 言葉は自然に身につけるもの

我々 イングランド 人 は 北 の 果て に いる ため 寒風 の 中 で は 南方 の 言葉 を 美しく 発音 できる 程 充分 大きく 口 を 開く こと が でき ない ― ジョン ・ ミル トン (1644) 英国 の 詩人 どんな 新しい 言葉 に も 驚く よう な 性質 が 秘め られ て おり 私 達 は 誰 でも それ を 発見 する こと が できる 。 教師 は 刺激 を 与え 、 励まし 、 導く こと しか でき ない 。 言葉 を 開拓 し 自分 の やり 方 で 少し ずつ 吸収 し て いく の は 学習 者 で ある あなた に ほかなら ない 。 それ を する こと は あなた に とって 自然 な こと だ と いう 確信 を 持た なけ れ ば なら ない 。 ミル トン が 北方 の 英国 人 は 南方 の 言葉 を 覚える の が 肉体 的 に 不可能 だ と 示唆 し て いる の は 明らか に 間違い で ある 。 外国 語 の 学習 を 特別 な 作業 と みなす と 自ら その 通り に な っ て しまい 、 自分 の 潜在 的 能力 を 伸ばす の を 妨げる 。 他 の 言語 を 話す こと が できる と 信じ ない かぎり 絶対 に 成功 し ない だ ろ う 。 新しい 言語 を 覚え 話せる と いう 事 を 信じ なけ れ ば いけ ない 。 私 たち は 外国 語 に 堪能 に なれる と いう 能力 を 持 っ て 生まれ て き た と いう 事実 を 認める べき で ある 。 大人 と して この 能力 を 伸ばす 道 を みつけ さえ すれ ば よい の だ 。

普通 私 達 は 誰 も が 等しく 第 一 言語 を 覚える 才能 を 持 っ て いる こと を 認め て いる 。 それでは なぜ 人 が 第 二 言語 を 覚える の に 特別 な 「 才能 」 が 必要 だ と 考える の だ ろ う ? 外国 語 の 習得 に は 音感 の 良 さ が 欠か せ ない と 主張 する 人 さえ いる 。 この 理論 を 試す の に 一 番 いい 場所 は カラオケ バー だ 。 歌 を うたう 能力 と 外国 語 を 話す 能力 と の 間 に は 何 の 相関 関係 も ない こと が 簡単 に 証明 さ れる 。 正しい 姿勢 を 持ち 自分 の 性格 に 一 番 合 っ た 学習 方法 を みつけ さえ すれ ば 誰 でも 覚える こと が できる の で ある 。

ある 人 は 他 の 人 より 優れ た 外国 語 学習 能力 を 持 っ て いる かも しれ ない 。 しかし 、 この 生来 の 学習 能力 は 言語 の 習得 に 成功 する ため の 決定 的 な 差 と は なら ない 。 オランダ 人 や スウェーデン 人 に は 外国 語 を 覚える の が 得意 な 人 が あれ ほど 多い のに 、 アメリカ 人 は 言う まで も なく ドイツ 人 や イギリス 人 が 概して 不得手 な の は なぜ か ? また 一般 的 に フランス 系 カナダ 人 の 方 が フランス 人 より 英語 を 覚える の に 成功 する の は なぜ な の か ? そして シンガポール 出身 の 中国 人 の 方 が 大抵 中国 や 香港 出身 の 中国 人 より 英語 が 得意 な の は なぜ な の か ?

ある 国 の 人 が 他 の 国 の 人 より 生まれつき 外国 語 を 覚える 能力 が 優れ て いる 、 など と いう こと は 信じ ない 。 大きな 違い は 態度 に ある と 言 っ て よい 。 外国 語 を 話す こと に 成功 する 人 は 他 の 言語 で コミュニケーション を し なけ れ ば なら ない こと を 当然 の こと と みなし それ を 特別 変 っ た こと と 思わ ない 人 で ある 。 ただ そう する の が 当たり前 で 、 自然 な こと だ と 思 っ て いる の で ある 。 オランダ 人 や スウェーデン 人 の 多く が オランダ 語 や スウェーデン 語 を 習 お う と する 外国 人 など 殆ど い ない の だ から 自分 達 が 外国 語 を 話さ なけ れ ば なら ない の だ と いう 自覚 を 持 っ て いる 。 同様 に 、 シンガポール 人 や ケベック 人 の 大 多数 は ただ 英語 が 必要 だ と わか っ て いる から 英語 が 話せる 人間 に な ろ う と する の で ある 。 そこ に は 何 の 抵抗 感 も ない 。 これ ら の 人々 は みな 自分 が 英語 を 流暢 に 話せる よう に なる 時 を 自然 に 心 に 思い描く こと が できる の で ある 。

我々 イングランド 人 は 北 の 果て に いる ため

寒風 の 中 で は 南方 の 言葉 を 美しく 発音 できる 程
充分 大きく 口 を 開く こと が でき ない

― ジョン ・ ミル トン (1644) 英国 の 詩人

 

どんな 新しい 言葉 に も 驚く よう な 性質 が 秘め られ て おり 私 達 は 誰 でも それ を 発見 する こと が できる 。 教師 は 刺激 を 与え 、 励まし 、 導く こと しか でき ない 。 言葉 を 開拓 し 自分 の やり方 で 少し ずつ 吸収 し て いく の は 学習 者 で ある あなた に ほかなら ない 。 それ を する こと は あなた にとって 自然 な こと だ という 確信 を 持た なけれ ば なら ない 。 ミル トン が 北方 の 英国 人 は 南方 の 言葉 を 覚える の が 肉体 的 に 不可能 だ と 示唆 し て いる の は 明らか に 間違い で ある 。 外国 語 の 学習 を 特別 な 作業 と みなす と 自ら その 通り に なっ て しまい 、 自分 の 潜在 的 能力 を 伸ばす の を 妨げる 。 他 の 言語 を 話す こと が できる と 信じ ない かぎり 絶対 に 成功 し ない だろ う 。 新しい 言語 を 覚え 話せる という 事 を 信じ なけれ ば いけ ない 。 私 たち は 外国 語 に 堪能 に なれる という 能力 を 持っ て 生まれ て き た という 事実 を 認める べき で ある 。 大人 として この 能力 を 伸ばす 道 を みつけ さえ すれ ば よい の だ 。

 

普通 私 達 は 誰 も が 等しく 第 一 言語 を 覚える 才能 を 持っ て いる こと を 認め て いる 。 それでは なぜ 人 が 第 二 言語 を 覚える の に 特別 な 「 才能 」 が 必要 だ と 考える の だろ う ? 外国 語 の 習得 に は 音感 の 良 さ が 欠か せ ない と 主張 する 人 さえ いる 。 この 理論 を 試す の に 一番 いい 場所 は カラオケ バー だ 。 歌 を うたう 能力 と 外国 語 を 話す 能力 と の 間 に は 何 の 相関 関係 も ない こと が 簡単 に 証明 さ れる 。 正しい 姿勢 を 持ち 自分 の 性格 に 一番 合っ た 学習 方法 を みつけ さえ すれ ば 誰 でも 覚える こと が できる の で ある 。

 

ある 人 は 他 の 人 より 優れ た 外国 語 学習 能力 を 持っ て いる かも しれ ない 。 しかし 、 この 生来 の 学習 能力 は 言語 の 習得 に 成功 する ため の 決定的 な 差 と は なら ない 。 オランダ 人 や スウェーデン 人 に は 外国 語 を 覚える の が 得意 な 人 が あれ ほど 多い のに 、 アメリカ 人 は 言うまでもなく ドイツ 人 や イギリス 人 が 概して 不得手 な の は なぜ か ? また 一般 的 に フランス 系 カナダ 人 の 方 が フランス 人 より 英語 を 覚える の に 成功 する の は なぜ な の か ? そして シンガポール 出身 の 中国人 の 方 が 大抵 中国 や 香港 出身 の 中国人 より 英語 が 得意 な の は なぜ な の か ?

 

ある 国 の 人 が 他 の 国 の 人 より 生まれつき 外国 語 を 覚える 能力 が 優れ て いる 、 など という こと は 信じ ない 。 大きな 違い は 態度 に ある と 言っ て よい 。 外国 語 を 話す こと に 成功 する 人 は 他 の 言語 で コミュニケーション を し なけれ ば なら ない こと を 当然 の こと と みなし それ を 特別 変っ た こと と 思わ ない 人 で ある 。 ただ そう する の が 当たり前 で 、 自然 な こと だ と 思っ て いる の で ある 。 オランダ 人 や スウェーデン 人 の 多く が オランダ 語 や スウェーデン 語 を 習お う と する 外国 人 など 殆ど い ない の だ から 自分 達 が 外国 語 を 話さ なけれ ば なら ない の だ という 自覚 を 持っ て いる 。 同様 に 、 シンガポール 人 や ケベック 人 の 大 多数 は ただ 英語 が 必要 だ と わかっ て いる から 英語 が 話せる 人間 に なろ う と する の で ある 。 そこ に は 何 の 抵抗 感 も ない 。 これら の 人々 は みな 自分 が 英語 を 流暢 に 話せる よう に なる 時 を 自然 に 心 に 思い描く こと が できる の で ある 。