怪談 トイレ の 花子 さん
日本語 を 勉強 し て いる 皆さん 、 こんばんは 。 今日 は 怪談 を ひと つ したい と 思います 。 ねえ 、 肝 試し しない ? だって 、 この 学校 の トイレ の 一 番 奥 に 花子 さん が いる ん だ よ 。
私 が この 話 を 知った の は 、1 週間 ほど 前 だった 。 友達 と トイレ に 行った とき に 聞い た 話 だった 。 どこ で その 話 を 聞い た の か を 聞く と 、 「 ちょ ー 有名 な 話 だ よ 。 知らない の あなた だけ じゃない の ? 」 と 少し バカ に さ れ た 。 それにしても どうして そんな 話し に なった の か を 聞い て み た 。 「 たしか 、 この トイレ ね 、 昔 は お 墓 だった らしい の 。 だから そこ に さま よって いる 霊 たち が 住み着 い たって 話 だ よ 。」 それ は 分からない 話 でもない 。 でも 、 何で 一 番 奥 な ん だ ろ う ? それ を 聞く と 「 知らない 」 と あっさり 言わ れ て し まった 。 そして 今日 、 その 事実 を 確かめる ため に 肝 試し と いう 形 で ここ に いる 。
「 さ ぁ 、 いくよ ! 」 友達 の その 声 で みんな うなず い た 。 友達 が 私 を 含め て 3人 いる 。 ぎ ぃ ~ と いや な 音 を 立て て 一 番 奥 の トイレ が あい た 。
だれ も いない 。 「 なん だ 、 花子 さん なんて 嘘 な ん じゃない 。」 そう 言った 。 「 そう か な ? 」 誰 か が 言った 。 「 いる わけない よ 。 現実 に 今 、 目 の 前 に は 誰 も いない よ 。」 「 前 と は 、 限らない よ 」 振り返る と 私 を 含め て 4人 。 4人 ? 私 たち は 3人 でき た はず だった のに 。 何で ?
花子 さん は 前 じゃ なく て 後ろ に い まし た 。
ちゃん ちゃん 。